Progateのレッスンを2ヵ月ですべて終えた感想

イマイです。

久しぶりの更新になります。
今回は少し前から話題のオンラインプログラミング学習サービス「Progate」
をやってみた感想でも書いてみようと思います。

前置き

この記事を読む前に少し補足説明を、私はUnityでゲームを作っているのでプログラミング経験がゼロというわけではありません。
レベルとしては思っているゲームを調べながらも作ることができる:中級ぐらいかと自負しております。
UnityのC#以外にもいろいろ勉強していた時期もありました。

※この記事に書いてあることは個人の感想です。
感じ方や考え方には個人差があります。
それを前提に物事をとらえることができる人のみご覧ください。

Progateについて

Progate(プロゲート) | Learn to code, learn to be creative.

Progateはオンラインでプログラミングを学べるサービスです。プログラミングを学んでWEBアプリケーションを作ろう。

Progateはオンライン環境とPCがあればだれでもすぐにプログラミングが勉強できるサービスで、開始当時から話題を集めていました。
無料でも一部のレッスンを受けることができます。
すべてのレッスンを受けるためには月額980円(2018/9/30現在)を支払う必要があります。

Progateのいいところ

開発環境を構築しなくてもよい

これが一番の利点ではないかなと思います。
初心者がプログラミングの勉強を始める際に、開発環境を構築することができなくてあきらめたという人も多いのではないでしょうか?
書籍などには開発環境のことが乗っているものも少なく、一からやる人にとっては大きな関門となっているところだと思います。
Progateはブラウザ上でコードを書いて、それを実際にコンパイルする環境が整っているためすぐに勉強を始めることができます。

配置も見やすくきれいです

内容がわかりやすい

Progateの学習フローとして

スライドで実装内容の確認
     ↓
コードをかいて機能ごとに実装(学習コース)
     ↓
自分で一から仕様通りに実装(道場コース)(一部レッスンには未実装)

というフローで学習を進めることができるので自分のタイミングに合わせて
わからないとこがあれば復習する
スライドをお気に入り登録して後で見る
ということも簡単にできるため、初心者でも問題なく勉強を進めることができると思います。

スライドをお気に入り登録して後から簡単に見ることもできます

勉強を続けられるように設計されている

Progateの機能にユーザーのレベルというものがあります。
これは学習をクリアするともらえる経験値でレベルアップすることができるものです。
このシステムがあることで自分がやったところが見える化されて、モチベーションにつながります。
(レベルが上がった特典などはありません)

コスパが良い(個人差有)

月額980円という設定ですがここは個人差があると思います
私のように2ヵ月ですべてのコンテンツを勉強したとすればかなり安い感覚になります。
普通の書籍一冊よりも安いことからもこのことは言えますね。

Progateのおしいところ

コンテンツが少ない

HTMLやJSなど14種類の言語があるのですが、正直なところ半分くらいはやらなくてもいいかなと思います。
その理由としては「内容がかぶっている」ことにあると思います。
例えば、PythonとRubyなどは後半の演習内容が「料理注文システムを作る」でかぶっており、
やってることは同じだけれど書き方が違うくらいなので
ある程度プログラミングの知識があれば書き方を変えるだけになってしまいます。

今後レッスンが増えることを期待します!

また、GoやSass、Swiftなどはレッスン数が少なく
全部やっても、こうやって書くんだなーふーんくらいのレベルにしかなりませんね(笑)

CommandLineやGitなどは実際に開発をするようになれば自然となれて使えるようになると思います
この辺のツールは習うより慣れろだと思います。
私も実際に開発の現場で教えてもらいました。

ですが、Rails5だけはレッスン数も多く内容も「Twitterのようなアプリを作る」という
かなりしっかりしているのでこれをやるだけでも価値はあると私は思います。

Twitter風ウェブアプリが作れます!

まとめ

以上のような点からProgateはこんな人におすすめできると思います

・プログラミング経験が全くなく、何から始めていいかわからない人
・自分でWebサービスを作りたいけど何をから始めようか迷っている人

↑ProgateのみならRails5で作ること前提になってしまいますが…

一番いい使い方としては
プログラミングを勉強してみたいという人が
とりあえずProgateをやってみて
そこから自分に合った開発ツールを探していくという感じでしょうか?

Progateの立ち位置はプログラミング入門としているので
それに合ったコンテンツが用意されていて
ターゲッティングがしっかりとできているという印象でした。

スマートフォンアプリもありますがそちらは穴埋めの形式でレッスンも少ないのでまだまだこれからという感じです。
ちなみに私はスマートフォンの方もすべてのレッスンをクリアしています。

雑記

ここから下はProgateとか関係なく個人的な感想です

プログラミングって始めるものではないと思うんですよね。
何か作りたいものがあってそれを達成するために使うものを選んだ結果
プログラミングを勉強し始めるっていう流れが一番自然で自分の力で継続できると思います。

プログラミングはツールであり、目標ではない
というのが私の持論です。
(競技プログラミングとかもあるので一概には言えませんけど。)

だからどのようにして動いているか等は
後から必要に応じて勉強すればいいんじゃないかなと。

新しく勉強を始める人に、「あの言語はだめだ」とか「フレームワークの中身を理解しろ!」とかはちょっと違うんではないかなと思います。
便利なものを使いながら、ブラックボックスな部分もあることを踏まえつつ自分の目標としている物を作れればいいんでないかというのが私の意見です。

あんまりこの辺のこと書いてるいろんな方面の人から怒られそうなので

それでは今回はこのあたりで!
ごきげんよう。